<大阪府警>証拠の毛髪など紛失 大阪・和泉の夫婦遺棄事件(毎日新聞)

 大阪府阪南市のガレージで昨年11月、ドラム缶に入った同府和泉市の夫婦の遺体が見つかった事件で、大阪府警が、04年の夫婦失踪(しっそう)時に自宅で採取した血痕や毛髪の証拠計数点を紛失していたことが分かった。遺体発見後に気づいたという。府警は夫婦が殺害されたとみて捜査しているが、紛失した証拠が犯人に結びつくものだった可能性もある。

 04年12月に元会社経営の浅井建治さん(失踪時74歳)ときよさん(同73歳)が自宅兼事務所に血痕を残して行方不明となり、昨年11月25日に遺体で見つかった。捜査関係者によると、失踪後間もなく家族が家出人捜索願を出し、府警は自宅で血痕や毛髪を採取。和泉署で保管していたが、遺体発見後に確認すると、数点がなかった。

 府警幹部は「紛失した証拠が犯人に直結するものとは限らず、捜査に支障はない」としている。

 事件では、きよさんの高級腕時計を盗んだとして、元建築作業員の鈴木勝明被告(42)が窃盗容疑で逮捕・起訴された。鈴木被告は工事関係者として夫婦宅に出入りしており、府警は夫婦の死亡の経緯についても事情を知っているとみているが、鈴木被告は死亡への関与を否定している。【花牟礼紀仁、向畑泰司】

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