警官の拳銃奪って発砲…警視庁玉川署(スポーツ報知)

 東京都世田谷区の警視庁玉川署で13日午前1時頃、取り調べ中の男が警官の拳銃を奪って発砲する事件があった。2発のうち1発が警官の左上腕部を貫通し、負傷。同署は殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕した。

 玉川署によると、逮捕した住所不定・無職の福盛一也容疑者(43)は、取調室から留置所に移動する途中にある2階の留置事務室内で暴れ、署員計6人ともみ合いに。刑事組織犯罪対策課銃器薬物対策の捜査員を務める男性巡査部長(35)が右腰に付けていたホルダーのボタンを外して38口径の拳銃を奪い、手錠をはめたままの状態で数十センチの至近距離から発砲。1発は床に当たった。拳銃には安全装置がなく、弾は5発装填(そうてん)されていた。別の男性巡査部長(32)が取り押さえた。

 福盛容疑者は12日午後9時過ぎ、世田谷区内のバス停でバスの運転手に因縁を付け、注意した50代男性を数発殴って負傷させ、現行犯逮捕されていた。玉川署の藤本正夫署長は「一時的にせよ被疑者に拳銃を奪われ、発砲されたことは遺憾です」とコメントしている。

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「三百代言」のそしり、免れないのはどちら(読売新聞)

 鳩山首相の国会答弁に、法制局長官は、ハラハラし通しだった。

 「鳩山さんは政治的感覚のすぐれた方ではあったが、憲法論や法律論には素人であり、正直のところその補佐には相当骨が折れた。鳩山さんの国会出席の時間が終わるごとに『今日も無事にすんだ』とほっとした」

 鳩山首相は鳩山首相でも、由紀夫首相の祖父、一郎・元首相の話だ。1954年の第1次鳩山内閣以来9代の内閣で法制局長官を務めた林修三氏が、雑誌「時の法令」(517号)への寄稿で駆け出し長官時代をこう振り返っていた。

 時には野党から、詭弁(きべん)を意味する「三百代言」と揶揄(やゆ)されてきた内閣法制局長官。林氏から数えて14代後の梶田信一郎・現内閣法制局長官は、国会で鳩山首相の補佐に骨を折ることはない。

 「政治主導」の名の下、官僚答弁禁止を掲げた民主党の小沢幹事長の国会改革を先取りする形で、今国会から法制局長官は「政府特別補佐人」を外され、国会に出席し答弁することが許されていないからだ。それはそれで新政権としての一つの見識だろう。

 法制局長官が戦後、国会に出席するようになったのは、52年春の参院予算委員会で当時の吉田茂首相の憲法9条の解釈に関する答弁を巡り、国会が大混乱したことがきっかけだった。

 今回、党の方針で長官を政府特別補佐人から外したものの政府側は不安でたまらず、予算委員会に首相が出席する間は、内閣法制局ナンバー3の第1部長を秘書官席に座らせることにした。

 来年度予算案を審議する衆院予算委員会では、案の定、自民党から「集団的自衛権は憲法のどの条文で禁じられているのか」など憲法に関する質問が相次いだ。その都度、第1部長を兼務している内閣法制次長からメモを渡された平野官房長官が、下をむきメモを読みながら答弁する姿は、政治家同士の論戦とはほど遠い図柄だった。

 鳩山内閣は憲法問題の答弁担当を平野氏から弁護士出身の枝野行政刷新相に代えるというが、どれほどの違いがあるのかは疑問だ。民主党は、与党になったとたん党の憲法改正案を協議してきた憲法調査会を廃止した。首相は内閣の憲法擁護義務を繰り返し、衆参両院の憲法審査会も動かさない。

 政治家の憲法論議の場を封じておいて、法制局長官が国会で答弁していないから「政治主導」の議論だというのなら、それこそ「三百代言の弁」のそしりを免れまい。(政治部次長 高木雅信)

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<人事院>公務員合格者のアドレスが流出(毎日新聞)

 人事院は9日、08年と09年の国家公務員採用1種試験に合格した321人分のメールアドレスが流出したと発表した。合格後に各府省への採用希望を提出していなかった322人に希望の有無を確認するメールを送信する際、アドレスを他の受信者には見えない「BCC(ブラインド・カーボン・コピー)」ではなく、全員分が見える「宛先(あてさき)」欄に入力したという。

 1人分についてはアドレスの表記を間違え、試験を受けていない別の人に送信された。アドレスの流出を知ったこの人が人事院に連絡し、問題が発覚した。【石川貴教】

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 ハイチの復興支援で陸上自衛隊が使う重機を運搬する、ウクライナの大型輸送機「アントノフ」が9日夜、成田空港を出発した。防衛省によると、同省がアントノフをチャーターするのは初めて。

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 アントノフは同日午前、成田に到着。派遣部隊は地震被災者の仮設住宅建設のための整地やがれき撤去などにあたる予定で、機首部分を開け、約2時間半かけてブルドーザーや大型トラック、ダンプなど約100トン分を積み込んだ。【樋岡徹也】

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夫婦別姓、結婚後の変更可能に=法務省が検討−民法改正案(時事通信)

 法務省は3日、今国会に提出予定の選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正案について、夫婦が結婚後に生じた事情により、同姓から別姓、別姓から同姓にそれぞれ変更することを認める規定を設ける方向で検討に入った。同日の政策会議で、民主党が事後変更を可能とするよう要望。同省も多様なライフスタイルに適応できる制度が望ましいと判断した。
 法務省が1月に党側に示した改正の概要案は、婚姻届を提出する際、同姓か別姓かを選択するとしており、結婚後の変更についての規定はない。このため、概要案に沿って法改正すると、結婚後に姓を変更するには、いったん離婚し、再婚しなくてはならない。政策会議後、加藤公一法務副大臣は「盲点だった」と概要案の不備を認めた上で、早急に結論を出す考えを示した。 

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<愛媛県高野連>甲子園の定宿「尼宝館」を表彰 昨秋閉館(毎日新聞)

 高校球児の甲子園宿舎として、半世紀以上にわたって親しまれてきた旅館「尼宝(にほう)館」(兵庫県尼崎市)が、愛媛県高野連から表彰を受けた。昨秋、あるじの病気でやむなく閉館。県勢の定宿としてきた同高野連が長年の感謝の気持ちを込めた。おかみの田中美佐子さん(71)は「子や孫のような選手との出会いは一生の宝物」と話す。今春のセンバツでは、一観客として声援を送るつもりだ。

 戦後すぐに開館。阪神電車で甲子園に直結する便利さから1958年夏に初めて魚津(富山県)の宿舎となった。以来、北海道、福島、山梨、山形などの高校が利用。88年以降は愛媛県勢の定宿となり、96年夏には松山商が、04年春には済美が全国制覇した。

 切り盛りする田中さん夫妻は大会中、毎日午前4時ごろ起床し、睡眠は3時間ほど。美佐子さんは、食中毒に細心の注意を払いながら、夫三郎さん(81)と選手が飽きないメニューを考え続けてきた。だが3年前、三郎さんが胃がんを宣告された。夫妻は「大会中に倒れたら迷惑をかける」と昨年10月限りでの廃業を決めた。

 大会を終えて帰郷する選手たちにはいつも、再び甲子園に来られるようにと「行ってらっしゃい」と声を掛けてきた。だが、昨夏出場した西条ナインには「行ってらっしゃい」が言えなかった。廃業の寂しさが胸に迫ったという。

 年賀状のやりとりなど、交流を続けている選手は数知れない。先月15日には、西条出身で昨夏の甲子園に出場した阪神タイガースの秋山拓巳選手が訪ね、閉館を惜しんだという。

 先月23日、松山市の道後温泉であった表彰式には、過去の出場校監督らも駆けつけた。宇和島東時代も含め春夏15回の甲子園を経験した済美の上甲正典監督(62)は「かゆい所に手の届く旅館で、選手が体調を崩すことは一度もなかった。感謝の思いでいっぱいだ」とねぎらった。

 日本高野連によると、昨夏の甲子園出場49校のうち、宿泊が旅館だったのは尼宝館を含め6校だけ。高野連は「以前は阪神甲子園球場に近い西宮市にも旅館が多かったが、阪神大震災後は廃業が相次ぎ、大阪や神戸のホテルに移るチームが増えた」と説明する。【津久井達】

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<京大病院>殺人未遂容疑も視野に 高濃度インスリン検出で(毎日新聞)

 京都大病院で昨年11月、入院中の女性患者(当時94歳)の血液から高濃度のインスリンが検出された問題で、女性が最初の低血糖発作を機に個室に移った翌日とその次の日にも発作が起き、集中治療室に移動後収まったことが、病院側の話で分かった。

 一般病室は基本的に人の出入りが自由なため、京都府警は何者かがインスリンを投与した可能性が高いとみて、殺人未遂や傷害容疑を視野に入れ捜査している。

 京大病院によると、女性患者は09年11月6日、心不全で入院。同14日午後に突然重い発作を起こした。ブドウ糖投与で容体は安定したが、4人部屋から個室に移った後の15、16の両日も同様の発作を起こし、17日に集中治療室に入った。

 精密検査の結果、インスリンを異常分泌する疾患とはみられなかったため、病院は外部からの投与の可能性があると判断した。【広瀬登、田辺佑介】

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フランス 本場もうなる「神の雫」 著名ソムリエ高い評価(毎日新聞)

 ワインをテーマにした漫画「神の雫(しずく)」が、フランスで高い評価を得ている。1月、代表的ワイン専門誌の最高賞に原作者と作画家が、日本人で初めて選ばれた。昨夏も仏料理本のアカデミー賞とされるグルマン世界料理本大賞の最高位「殿堂」に輝いている。長いワイン文化を誇る本国でなぜウケているのか?【鈴木梢、パリ福原直樹】

 「神の雫」は04年に漫画雑誌「モーニング」(講談社)で連載が始まり、23巻で国内累計約400万部を発行する。12本の優れたワイン「12使徒」と、その頂点に立つ1本「神の雫」を探す話で、09年にはテレビドラマ化もされた。

 パリの大手書店の「MANGA」コーナーにも必ず「神の雫」はある。講談社によると仏語版は08年以降、55万部を発行。1月には11巻目が発売された。

 仏有力紙「リベラシオン」(09年3月29日付電子版)は、「MANGAの中にワインが」の見出しで、「神の雫」を紹介。「発売後、すぐにネットでファンのサイトが作られた」と指摘した。

 仏の著名ソムリエ、フィリップ・ブルギニョン氏(経歴25年)は同紙にこうコメントした。「我々は、ワインの『語り手』(教育者)としては必ずしも優れているわけではない。この漫画は視点が予想外のものだ。感動するような詳しさがある。我々専門家が、知らず知らずのうちに行っているワインに対するしぐさを、じっくり観察し、丹念に描き出している」

 原作は亜樹直(あぎ・ただし)氏で、作画はオキモト・シュウ氏。亜樹直はユニット名で、姉弟の2人で物語を書く。ソムリエの資格は取らず、飲む専門の「ノムリエ」を自称。漫画に登場するのは仏ワインが多く、姉弟が飲んだ銘柄のみ登場する。マンションの1室を専用保存庫とし、数千本のストックがある。姉弟は「仏ワインは複雑で奥行きがある。イメージが駆り立てられ絵と言葉で伝える漫画文化に近い」と話す。

 「神の雫」は想像力豊かな独特の表現が特徴だ。例えば仏ボルドー地方の赤ワインがもつ大地の力強さを、農夫婦が畑で鐘の音に合わせて祈る仏画家ミレーの絵「晩鐘」に例えた。別のボルドー・ワインは、「とろけるような甘みとキュンとくる酸味」を英ロックバンド「クイーン」の音楽になぞらえ、味や香りのイメージを伝えようとしている。

 姉弟は「ワインを芸術作品に例えたのも、フランス人に受け入れられた理由の一つだろう。フランスでは古くから浮世絵が評価され、日本でも仏料理が好まれている。感性が近い」と分析する。

 日本でのワインを含む果実酒の消費は、国税庁のまとめでは、98年度の約29万キロリットルをピークに減少傾向で、08年度は約22万キロリットル。だが漫画の人気はワイン市場を刺激する。

 流通業界では「神の雫に登場したワインが1週間で完売した」との逸話もある。「神の雫登場ワイン」をネット販売する「京橋ワインリカーショップ」は「読者の問い合わせをきっかけに宣伝を始めたがすごい売れ行き。ワイン初心者も多く、愛好家のすそ野が広がれば」と期待する。

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「別れさせ屋」野放し、ヤフーが広告掲載中止(読売新聞)

 探偵業者が離婚工作などを請け負う「別れさせ行為」について、業界団体の社団法人・日本調査業協会(東京)が調べた結果、非加盟の約270業者がインターネットで依頼を募っていることがわかった。

 「別れさせ屋」と呼ばれる業者には、人を陥れる手口に批判が強く、ネット検索サービス最大手「ヤフー」は2月から、別れさせ行為に関する広告の掲載中止を決めた。

 東京地裁では、昨年4月、別れさせ屋の元工作員の桑原武被告(31)が、五十畑里恵さん(32)を離婚させた後、交際がもつれて殺害したとして、殺人罪などに問われ公判中だ。

 警視庁などによると、桑原被告は2007年6月、IT企業に勤める独身の「ハジメ」と名乗り接近。2人でホテルに入る写真を別の工作員に隠し撮りさせて夫に渡し、離婚を成功させた。桑原被告はその後も交際を続けたが、探偵社を解雇されたトラブルがもとで里恵さんに離婚工作を知られて別れ話となり、激高の末、殺害したとされる。「人をもてあそぶ商売は許せない」と里恵さんの父親は憤る。

 別れさせ屋の問題に詳しい高江洲歳満(たかえすとしみつ)弁護士は「民法には、だまされて行った意思表示は取り消せる規定もある。刑事、民事両面で違法性が高く野放しにしてはいけないビジネスだ」と話す。

 日本調査業協会は別れさせ行為を禁止しているが、探偵業法には規制する法令はない。しかし、警察庁は「個別のケースで法令違反があれば厳正に対処する」としている。

 同協会は2月9日午後1〜4時、被害相談電話(03・3865・8371)を開設する。

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要介護認定、特記事項への記載徹底で事務連絡―厚労省(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は2月2日、要介護認定調査と介護認定審査会における留意事項について、都道府県の介護保険主管課などに事務連絡を行った。認定調査員には、特に軽度者への認定調査において「介助されていない」などの選択肢を選ぶ場合に、実際に介護の手間が発生していれば二次判定で考慮できるよう、特記事項に手間の内容と頻度を記載するよう求めている。

 事務連絡は、1月15日に厚労省が開催した「第4回要介護認定の見直しに係る検証・検討会」での検討結果を受けたもの。検証・検討会では、認定調査員の研修において特記事項の記載方法の説明が徹底していない状況が示された一方で、研修を充実させている自治体では、「非該当」や「要支援1」の分布状況が過去3年間とほぼ同じで、「軽度化傾向」が抑制されているとの調査結果が報告された。

 事務連絡では、認定調査員への留意事項として、「介助されていない」や「(有無を尋ねる項目で)ない」を選択する場合でも、実際に介護の手間が発生していれば、手間と頻度を特記事項に記載するよう求めている。
 例えば、室内を自力で移動できる高齢者について、「移動」の項目で「介助されていない」を選んだ場合も、外出時には家族の介助を必要としているなら、特記事項に「週2回の通院外出時の移動における家族の手引き歩行、車送迎」などと記載することとしている。
 また、家族が高齢者の背中に軟こうを塗るといった介助をしている場合など、テキストに当てはまる項目がなくても、特記事項に「1日3回の家族による軟こう塗布」などと介護の手間や頻度を記載するよう指示している。
 このほか、「認知症高齢者の日常生活自立度」が2以上のケースでは、認知症行動・心理症状(BPSD)に関連する項目などで介護の手間が発生している可能性が高いことから、特記事項には「感情が不安定で家族が毎日なだめており、手間が掛かっている」などと記載するよう求めている。

 認定審査会に対しても、特記事項などを参考にしながら、必要な場合には一次判定結果の変更を行うこととしている。特に、一次判定で軽度と判定され、「認知症高齢者の日常生活自立度」が2以上の場合、BPSD関連項目の特記事項に着目し、一次判定の変更の必要性を検討するよう求めている。


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